こんにちは、おら次郎です。
先日大学生の友人とご飯を食べに行ったんですが、
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友「俺今月バイトで10万稼いだわ!!」
僕「俺なんか夏期講習で20万円消費したぞwwwwwww」
友「……………」
僕「……………」
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こんな感じで場を凍りつかせました。
このことからも分かるように、浪人生はバイトもしないし予備校に高い授業料を払ってもらっているため金がありません。
で、金の無い人間が行う暇潰しの典型が本屋の立ち読みであり、僕もその該当者の一人です。
というわけで、8月に僕が本屋で立ち読みした本を紹介していきます。
批評をするだけしておきながら、著者と本屋に一銭の利益ももたらしていないことを事前に謝罪しておきます、ごめんね。
1しないことリスト
タイトルが非常に魅惑的だったので手に取りました。
本の内容を僕なりに解釈すると、
「自分の嫌なことは止めて、他者に翻弄されることなく自分の価値観に正直に生きよう(そのためにしないことを決めよう)」
といった感じです。
浪人で楽しくもない勉強をしてる僕にとってはこれ以上ないくらい羨ましく思える内容ですよね。もういっそのこと駿台なんぞ止めて、テキトーな大学に行って結婚もすることなく最低限のお金で怠惰な人生を過ごしてやろうかと感化されたわけです。
ですがその一方でこの本は、僕は未だ僕自身の価値観を決定できていない、という事実を叩きつけます。
phaさんのように世間的に怠惰とみなされようと己の生き方満足するのか、ストレスを溜めつつも「全うな大学」に行き「全うな人生」を歩むべきなのか、どちらが良いのか今の僕には分かりません。
多くの人は無意識下で後者を選ぶのでしょうが、前者のような選択肢もあるのだなということを知れただけでもこの本を読んだ価値はあったと思います。
2読解ドラえもん講座
読解! 「ドラえもん」講座 世代・フェミニズム・国際政治・スクールカースト・郊外と家族 (文庫ぎんが堂)
- 作者: 中川右介
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2019/08/10
- メディア: 文庫
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「ドラえもんが大学の教科書になったら」と題してドラえもんの本編考察&現代社会との関連付けがされた一冊。
多少内容に誤りはあるものの、データを根拠とした主張展開と鋭い観察眼はドラえもん好きなら一読の価値のある内容です。
3世界一美味しい手抜きごはん
世界一美味しい手抜きごはん 最速! やる気のいらない100レシピ
- 作者: はらぺこグリズリー
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/03/06
- メディア: 単行本
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こんなアホっぽいタイトルなのに中身はとても分かりやすくかつ実用的です。
料理のハードルをかなり低く設定していて、これまで料理経験のない人でも「一回くらい作ってみるか」とやる気にさせてくれる、料理入門書として最高の一冊じゃないでしょうか。
4データで勝つ三人麻雀
僕はそれまで四麻の本しか読んだことがなく、サンマの実践本はこれが始めてです。
あんま内容覚えてないんですが、まあサンマを四麻と全く同じように打っていては勝てないということは理解できました。
5恐竜超世界
- 作者: NHKスペシャル「恐竜超世界」制作班,小林快次,小西卓哉,ナショナルジオグラフィック
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日: 2019/07/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近の研究で、恐竜には実は毛が生えていたって説が有力になっているらしいです。
ということは、もし今の時代に恐竜キングあったら登場恐竜みんな毛むくじゃらなわけですね。なんか嫌だな………
6承認をめぐる病
現代の若者の承認欲求、集団帰属欲求を考察した本です。
著者がおっさんということもあって若干若者の感覚とズレている部分はあるものの、考察そのものは的を射ており、共感できる部分も多かったです。
特に「親からの期待に応えることで自己愛を育ててきた若者はその期待に答えられなくなったとき精神的に崩壊していく」みたいな部分は、一浪しながら本屋で現実逃避している僕そのものだなと感じ、笑いが止まらなかったですね。
他にも色々読んだので、機会があればまた記事にしようと思います。
それではまた〜
追記 続き書きました。