高校地理において最も面倒くさい暗記事項の1つが旧植民地の旧宗主国はどこかという事だと思います。
一見丸暗記するしか無さそうな分野ですが、歴史的背景を紐解くと実はとても簡単に覚えることができるんです。
1大まかなストーリー
時は18世紀、イギリスがインドを植民地化した時代まで遡ります。
インドを植民地化した後、イギリスは次の様に考えます。
そりゃあ、距離的に近いほうが運送費とかを節約できますからね。
で、当時のイギリスは産業革命で成功し世界最強の国だったので、自分たちの思うがままに植民地を広げていきました。
その結果がこちら。
インドを中心に着々と植民地を拡大します。
そしてこれに危機感を感じたのが、当時世界でイギリスの次に強かったフランスです。
フランスも自国の植民地を増やそうとするのですが、当時の彼らの本音はこうです。
当時世界最強のイギリスに対して歯向かうのは無謀なので、フランスはしょうがなくイギリス植民地の周辺に自分たちの植民地を築きました。
そんなこんなしているうちに、他のヨーロッパの国々も動き出します。
で、まあ最終的にこうなりましたとさ。
ちゃんちゃん。
2暗記事項
上の説明は一見雑に見えますが、実は結構合ってます。
詳細な地図を見ても、おおよそインド寄りがイギリスでその周辺にフランスと他の国々ということが分かってもらえると思います。
この大まかな把握をしておけばセンターなどの4択は8割方解けます。
しかし残りの2割(その他の国々や一部例外地域)は暗記せざるを得ません。
頻出暗記事項は、
の3点です。
これらを押さえれば9割は固いです。
10割を目指す人は頑張ってその他の旧宗主国を全部丸暗記しましょう(僕には無理でした)。
とりあえずそんなかんじです。
それではまた〜