「呆然」という言葉がこれほどぴったり当てはまることも珍しいのではないでしょうか。
首里城火災、とんでもないことです。
一体どれほどの文化的、経済的損失が生じたのでしょう。
僕は識者じゃないので文化的側面に関してはよく分かりませんが、経済的にどれくらいの被害額が生じたのか概算してみました。
1入場料
首里城の年間来場者数はおよそ年間200-250万人だそうです。
また首里城の入場料は、
大人 820円
高校生 620円
子供 310円
なので、おおまかにみて年間の入場料利益は
200万×700=14億
ほどあったと考えられます。
これらが修復されるまでの間失われることになります。
2観光業
首里城は沖縄観光の大きな目玉の1つです。
沖縄についてのアンケート・ランキング : 何でも調査団(@niftyニュース)
沖縄に来た観光客の多くがこの地を訪れることがわかります。
僕も昔首里城に行ったことがあるんですが、かなりの観光客がいたことを覚えています。
また近隣には観光客相手の商売が数多くあったため、彼らも大きな被害を受けることは間違いないでしょう。
3修復費用
今回の火災で首里城はほぼ全焼してしまったようなので、修復費用が莫大になるのは容易に想像がつきます。
他の歴史的建築物の修復費用を調べてみると、
熊本城 600億円
熊本城復旧、20年後目指す 熊本市長「天守閣は3年で」 全体費用600億円超 - 産経WEST
ノートルダム大聖堂 700-800億円
ノートルダム大聖堂の修復迅速化目指す、仏下院で法案承認 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News
のように、数百億円単位の金額を要することが分かります。
これらの建築物と一概に比較することはできませんが、おそらく首里城もこれらと同等、もしくはそれ以上の予算を要することとなるでしょう。
まとめ
分かってはいたことですが、やはり今回の火災は経済的に見ても甚大な被害があったといえます。
一日でも早い復旧を祈るばかりです。