僕の中で「すっぱい葡萄」現象が現在進行形で起こっていて、なんとかして自身の落ちこぼれを正当化しようとはするものの、かえって高学歴のメリットばかりが浮かび上がってくる今日この頃です。
で、思うに高学歴であることのメリットの1つは「オーソリティの取得による発言力の増加」です。
要は「我東大ぞ?」に対して「ははーっ」てなるアレです。
まあ本当に東大行ってる人がそんなこと言うのかは知りませんが。
かくいう僕も地方トップ校出身だったので「我〇〇校ぞ?」できる立場ではありました。
しかしあんまり「ははーっ」てされた憶えはありません。
しかし自分が他人に「ははーっ」てすることもなかったので、やはり学歴の後ろ盾の力は大きかったのでしょう。
で、落ちぶれると「ははーっ」させる能力が失われてしまうわけじゃないですか。
それだけでなく、相手に「ははーっ」を強要させられる恐れも出てくるわけです。
嫌だねー。
…いやいや。本当に嫌なのはこんなことにネチネチ拘っている僕自身です。
何らかの後ろ盾に依存しハロー効果に頼らないと堂々と自分の意見を述べることも出来ないというのは、自信の無さや自我の未確立の裏返しなんじゃないでしょうか。
仮に僕が東大生になったとしても、目の前に急にハーバード大学の奴が現れて「我ハーバードぞ?」て言われたら僕は「ははーっ」となるでしょう。
つまり僕の場合、高学歴であるだけでは問題の本質を解決できないのです。
権威づけに怯えることなく誰に対しても自分の信念を曲げないでいられる人間の方が世の中は生きやすいかもしれません。
あーでも、意固地であるべきって話でもないですからねえ。
まあなんか、難しいですね。