今日もやる気が出ないんだァ

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理系学生の自己満足ブログ

9月10月に立ち読みした本

 

立ち読みって最高ですよね。

お金かからないし、楽しいし、長時間潰せるし、色んな発見があるし、お金かからないし。

多分人間がこれまで生み出してきた趣味の中で、「立ち読み」は六番目くらいに優れたものだと思います。

 

ちなみに5番目は麻雀です。

 

 

1ヘンテコノミクス

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

 

 

行動心理学を漫画で分かりやすく説明してくれる一冊。

 

「みんなが間違った選択をすると自分も同じ間違いをしてしまう」とか、「値段設定が3段階あると中間を選ぶ傾向にある」みたいな日常生活のあるあるが、一体どんなメカニズムで起こってるかを簡単に知ることができる良書です。

 

行動心理をかじることで少しは僕のやる気を引き出せるんじゃないかと思ったんですが、こうして書評なんか書いてる時点で何の成果もなかったことは言うまでもありません。

 

 

2死にカタログ

死にカタログ

死にカタログ

 

「死」とは何かを、筆者の可愛らしいイラスト付きでかなり深いところまで掘り下げてくる本。

 

「人は皆『自分だけは死なない』と心の奥で思い込んでいる」というフレーズが素敵。

 

 

3なぜ人妻はそそるのか?

歴史的背景から、近代以降「人妻」というジャンルがいかなる変遷を遂げてきたのかがわかる本。タイトルはあれだけど中身は結構まとも。

 

「姦通罪」とか「貞操帯」とか戦前の人妻の身の固さが、返って男達の欲情を駆り立てていたのでは?と思わされました。

 

ほら、禁止されるとやりたくなる、みたいな。

 

 

4まんがでわかるヒトは「いじめ」をやめられない

まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない

まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない

 

ヒトは「いじめ」をすることで快感を得るようにプログラムされた生き物だから、いたずらに「いじめを止めろ!」と言うことにはあまり意味がなく、いじめ撲滅には別方向からのアプローチが必要だ、みたいな内容。

 

確かに「いじめ」楽しくてしょうがないですもんね。

 

自分がやられたら嫌だけど。

 

 

 

5西洋骨董鑑定の教科書

西洋骨董鑑定の教科書

西洋骨董鑑定の教科書

  • 作者: ジュディス・ミラー,岡部昌幸,河合恵美,大浜千尋
  • 出版社/メーカー: パイインターナショナル
  • 発売日: 2018/04/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

骨董品の本物と偽物の見極め方とかを学べる本。

 

この本の知識が僕の人生に活かされる確率は世界ふしぎ発見の司会が草野仁じゃなくなる確率より低い気がしますが、まあ写真とかたくさんあって読んでて楽しかったです。

 

 

6世界の覇権企業

世界の覇権企業最新地図: その恐ろしさを日本人は知らない… (KAWADE夢文庫)

世界の覇権企業最新地図: その恐ろしさを日本人は知らない… (KAWADE夢文庫)

 

世界経済を牛耳る大企業をカテゴリー別に知ることができる本。

 

載ってる会社のうち半分くらいがアメリカ、3割くらいが中国で、なかなか恐ろしかったです。

 

はあ〜、日本って住みづらいワ。

 

 

7ふるさとって呼んでもいいですか

ふるさとって呼んでもいいですか: 6歳で「移民」になった私の物語

ふるさとって呼んでもいいですか: 6歳で「移民」になった私の物語

 

超おすすめ。

 

出稼ぎ労働者として日本に移住した一家の娘である筆者がどのように育ち、どのように日本を見てきたかを綴ったノンフィクション。

 

学校とかで習う日本の移民問題は僕には全く実感が湧かなかったし、多分教えてる先生の方もよく分かってないです。

教科書も自分達が当事者じゃないのをいいことに適当にきれい事を並べて終わるケースが殆どです。

 

もうこの本教科書にした方がいいんじゃないですかね。

 

 

あと読んでいて筆者の可愛さが伝わってくるのが良いです。

 

ナディちゃんかわいいよ、かわいいよナディちゃん。

 

 

まあそんな感じです。